機械 / 半導体・自動化関連

トリム&フォーミング装置・金型

半導体製造の分野では、各工程を総合的に捉えた高度なワンストップソリューションを提供しています。

トリム&フォーム装置(TF装置)

納入実績多数のリード加工装置
LD/ULD、捺印、検査などと組み合わせ、工程間を一つにつなぐことにより省力化、省人化に貢献

カスタマイズな設計で、装置間の物の移動を考慮した内容にも柔軟に対応でき、これまで多くの前後装置との組み合わせで、複合装置として納入した実績があります。

特長

得意とするカスタマイズにも柔軟に対応でき、これまで多くの前後装置との組み合わせで、複合装置として納入した実績があります

<主な複合設備>

  1. リードフレームローダー
  2. マガジン収納をはじめとするアンローダー部
  3. レーザー加工機をはじめとする捺印装置
  4. 画像認識カメラなどによる検査装置

ご希望により、さまざまなレイアウトでのカスタム設計をお受けしています

主な機構

  1. ローダー(スタック、スリット、トレイ、スティック、リールなど)
  2. アンローダー(スタック、スリット、トレイ、スティック、リールなど)
  3. レーザーマークなど
  4. 画像認識検査など
  5. テスト(OS、特性など)

ご希望により、さまざまなレイアウトでのカスタム設計をお受けしています

主な仕様

加工能力は標準能力6tまでのレパートリーを揃えており、お客様のニーズに柔軟にお応えします

TF金型

カム曲げやローラー曲げといった特殊曲げにより、パッケージへのダメージを最小限に抑えた金型構造を提案

  1. 抜き技術(カス上り、詰りの低減)
    ダイ、パンチ、製品受けの形状をさまざまに細工可能。製品はもちろん金型破損も防止。最適な形状を提案します
  2. 曲げ技術
    製品への接触痕を最小限にして、製品外観や金型部品へのめっき付着を改善。製品の形状によりカム・ローラーなどの最適な曲げを提案します
  3. 金型ライフ改善
    刃物素材の変更や特殊コーティングにより、長寿命化に貢献

主な用途

トリム&フォーム金型は、半導体生産の最終段階で用いられます。パッケージを個別に切り出し、リード成形する工程で使用されます。

  1. レジンカット
    パッケージ外側、タイバー、リードで囲まれた部分のバリ(樹脂)を打ち抜く
  2. タイバーカット
    タイバーを打ち抜く
  3. リードカット
    リード先端を切断し、パッケージを個片にする
  4. リードフォーミング
    リード先端を曲げて形を整える

導入事例

  • SOP系製品
  • DIP系製品
  • SOT系製品
  • SON系製品

レーザー加工装置(マーキング、バリ取り、樹脂除去)

レーザー照射で半導体製品の不良発生率を低下

各半導体素子製品への捺印を目的とした装置です。フレームごとでの素子およびフレーム上への印字、個片化された素子への印字、2次元コード印字などが可能です。
また、レーザー照射による樹脂部のバリ取り、除去対応も可能です。樹脂の除去は従来、金型を用いて行われてきた工程ですが、レーザー照射装置を用いることにより、半導体製品の不良発生率を下げるだけでなく、金型のメンテナンス(ダイ、パンチの損耗にともなう交換作業など)から開放されます。

主な用途

パッケージ表面に製品名、製造メーカー、ロット番号などを捺印する工程で使用されます。主に半導体製品が個片化され、リード成形された後に使用されます。

装置構成例

  1. フレーム供給部
  2. 方向・品種確認部(オプション)
  3. レーザーマーク部
  4. 外観検査部(オプション)
  5. ブラシ部(オプション)
  6. フレーム収納部

トリム・フォーミング装置・金型に関することなど
お気軽にお問い合わせください