総合エネルギー / 取扱製品
コージェネレーション
コージェネレーションとは
一つのエネルギーから複数のエネルギーを生み出すシステムのことをいいます。
ガスコージェネレーションはLPガスやLNGなどを燃料として、エンジンやタービンなどを駆動して電気をつくり、その際に生じる廃熱を回収し、お湯や蒸気を生み出すシステムです。
01高い省エネ性と環境性を実現
無駄のないエネルギー活用で燃料費を削減
電気を使用する場所で発電するため、送電ロスがありません。また、発電時に出る廃熱を捨てずに給湯や空調、加熱などに活用できるため、高い総合エネルギー効率で省エネを実現します。
CO2排出量も削減
高い総合エネルギー効率で、CO2排出量も抑えられます。また、省CO2や省エネに関する補助金の対象となる場合も多く、イニシャルコストを抑えることもできます。
02電気の使用量を大幅に低減
コージェネレーションで発電するため、買電量や電気代を大幅に削減できます。LPガスやLNGなどの燃料代はかかるものの、高い総合エネルギー効率により、エネルギー全体のランニングコストを低減することができます。
03電力不足や災害時のBCP対策に最適
停電や電力不足対策に活躍
「分散型エネルギー」であるLPガスやLNGと組み合わせれば、電気を使う場所で燃料供給もできるため、停電時も安定的に電力供給が可能です。また、温水や蒸気も利用できるため、業務用施設や工場のBCP対策としても最適です。
再給電システム「ブラックアウトスタート」
停電など系統電源が途絶えた状況から、外部電源の電気を使用することなく自ら運転を開始し、発電を行うことを「ブラックアウトスタート」機能といいます。これにより、停電時にもエネルギーの継続供給が可能となります。
ガスコージェネレーションの種類
「ガスエンジン」「ガスタービン」「燃料電池」と大きく分けて3種類があります。
1ガスエンジン
ガスを燃料として発電機を回転させ発電するとともに、そこで発生した廃熱を回収します。
発電効率が高く、ラインアップも豊富なため、多くのお客さまに導入いただいています。
2ガスタービン
燃焼器で生成した高温燃焼ガスによりタービンを回転させ、その力で発電機を駆動させて発電します。
熱回収率が高く廃熱も蒸気がメインとなるため、熱を多く利用するお客さまに多くご利用いただいています。
3燃料電池
LNGや都市ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて電気をつくります。
SOFC(固体酸化物形燃料電池)は発電効率が非常に高いのが特長です。また、発電時にCO2を一切排出せず、環境にも優しいシステムです。
イワタニの強み
燃料供給はもちろん、設備の設計、施工、メンテナンスなどのアフターフォローまで一貫体制でしっかりサポート。また、国内外を問わず提案や販売ができるのも世界中に拠点を持つイワタニならではです。
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