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GHP(ガスヒートポンプ)

GHPとは

ガスを燃料に室外機のコンプレッサをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプによって冷暖房を行う空調機です。

取扱メーカー (五十音順)

01電力ピークを抑制し、大幅な節電を実現

消費電力はEHP(電気ヒートポンプ)の約1/10

GHPはガスでコンプレッサを駆動するため、消費電力が少ないのが特長です。高効率機種では、EHPに比べて冷房時の消費電力が約1/100となり、契約電力に大きな余裕が生まれます。

電力基本料金の低減

電力の基本料金は、過去1年間の最大需要電力により決定されます。EHPを設置している場合、夏場のピーク電力が大きく、電力の契約基本料金が高くなります。GHPを導入することで夏場のピークカットができ、電力基本料金の低減が可能です。

受変電設備が不要となる場合も

消費電力が少ないため、電気設備容量の軽減が可能となり、空調負荷が高い店舗などでは、受変電設備が不要となるケースもあります。電気設備のイニシャルコストやメンテナンスなどのランニングコストを低減できます。

02ガスでスピーディー&パワフル暖房

立上がりが速く、優れた暖房特性

ガスエンジンの廃熱を有効利用するため、暖房の立上がりが速くて除霜運転が極めて少なく、暖房特性に優れています。また、室温に合わせてエンジンの回転数を適切にコントロールするインバーター効果で、室内をすばやく快適温度にし、省エネ運転を行います。

03停電時でも、空調や照明の継続使用が可能

電源自立型のGHP※では、停電時にバッテリー電源で運転を開始し、空調や照明などの継続使用が可能となります。

※停電時に発電する機種は、「ハイパワープラス」「エクセルプラス」シリーズです。

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関連情報

GHPとEHPの仕組みの違い

エアコンの冷暖房は、冷媒を圧縮機(コンプレッサ)によって循環(ヒートポンプサイクル※)させることで行います。これはGHPもEHPも同様です。違いは、エアコンの心臓部とも言える室外機のコンプレッサを、ガスエンジンで動かすか電気モーターで動かすかという点だけです。この違いこそが、GHPならではの快適な冷暖房を実現し、数々のメリットを生み出す最大の特長となっています。

※ヒートポンプサイクルで使用される冷媒は、液体が気化すると周囲から熱を奪い、逆に気体が凝縮して液化するときには熱を発生する性質があります。この性質を利用し、冷媒を圧縮機により循環し、強制的に気化と液化を繰り返すサイクルのことを「ヒートポンプサイクル」といいます。