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岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:野村雅男、資本金:200億円)は、2016年9月30日付で、エヌ・ケイ・ケイ株式会社の発行済み株式を100%取得し、子会社化しました。

1. 株式取得の目的
今年度は当社グループにとって、2016年度から2018年度までの中期経営計画「PLAN18」の1期目に当たります。PLAN18は、「成長戦略の推進」と「経営基盤の拡充」を基本方針とし、成長分野に積極的に経営資源を投入する期間と位置付けており、本件はその一環です。
エヌ・ケイ・ケイ㈱は、製缶から充填まで一貫して行うエアゾールメーカーで、特にダストブロワーに関しては、独自の技術でノンフロン商品を製造しております。多くのダストブロワーが代替フロンを使用しているのに対し、エヌ・ケイ・ケイ㈱の製品はジメチルエーテル(DME)と二酸化炭素を使用しており、地球温暖化係数は一般的な代替フロンであるHFC134aと比較して1/1,430と、地球環境にやさしい製品です。
既に国内ではOEM提供により約6割のシェアを有しておりますが、今後は岩谷産業㈱の販売網を活用し、海外マーケットへの拡販を図ってまいります。

2. エヌ・ケイ・ケイ株式会社の概要