水素ってどうやってつくるの?
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- 水素の多くは石油や天然ガスからつくられている
- 日本で使われている水素の多くは、大きな工場でつくられています。水素をつくる原料にもいろんな種類があり、主に使われているのは石油や天然ガス。石炭を蒸し焼きにしてもつくれますし、水を電気分解しても水素を取り出せます。水素は気体だから、そのまま運ぼうとすると大きな入れ物が必要になってしまいます。だからマイナス253℃まで冷やして液体にすると大量に運んだり、貯めたりすることができます。
今は、工場で水素をつくるときにCO2が出てしまいます。これを「グレー水素」と呼んでいます。出てきたCO2を空気中に逃がさず、地下深くに埋めてしまう方法でつくると、「ブルー水素」というクリーンな水素になります。さらに、つくるときに太陽光や風力などの再生可能エネルギーをつかってCO2をまったく出さない方法でつくった水素を「グリーン水素」と呼びます。
水素はいろんな方法でつくれるんだね
- トピックス
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- 2030年ごろには水素をたくさん輸入することになる?
- 2030年ごろになると、日本で使う水素の量がとても増えるといわれています。そのため、イワタニでは海外で水素を安く大量につくって輸入することを計画しています。水素は地球からなくなることはないから安心ですね。
- なくなる心配がなく、地球にやさしい水素
- 水素をつくる方法はいろいろあって、より環境にやさしいつくりかたがどんどん考え出されています。