ガスってどうやってつくるの?
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- みんなのまわりにある空気から取り出すガス
- 空気のなかには、酸素、ちっ素、アルゴンが多く含まれています。それぞれのガスは、温度の違いを利用してつくります。
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- 1空気を取り込む
- 空気をフィルターできれいにして吸い込みます。
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- 2圧縮(あっしゅく)
- 空気にぎゅっと力を加えて小さくします。
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- 3いらないものを除去
- 水分やCO2などを取りのぞきます。
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- 4冷却
- マイナス200℃くらいまで冷やして空気を液体にします。
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- 5ガスを取り出す
- 装置に液体の空気を入れて、少しずつ温度を変えていくことによって、酸素、ちっ素、アルゴンを取り出します。
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- 蒸発しやすいちっ素は装置の上のほうから、蒸発しにくい酸素は装置の下のほうから取れるんだよ。
ガスの種類によって、取り出す温度が違うってことだね。
- トピックス
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- ガスのつくりかたは他にもある。
- ガスの多くは工場で作っているんだけど、ほかのつくりかたもあるよ。ヘリウムは、天然ガスと一緒に地下から出てくるので、それを集めるんだ。
- ガスは3つの
状態になるんだ - ガスは種類によってつくりかたもさまざまだけど、液体、気体、固体に変化するんだ。カセットボンベやスプレー缶を振ると、シャカシャカと音がするね。あれは、中のガスが液体になっていて、そのおかげでたくさん入れておくことができるんじゃ。ガスの性質を利用することで、運んだり貯めたりするときに便利になるんじゃよ。