毎日使うガスコンロは汚れが溜まりやすいもの。
しっかりお手入れすれば、気持ちよく料理ができます。コツを抑えてキレイなキッチンを保ちましょう!

[監修]日本清掃収納協会会長 大津たまみ先生

「お掃除お片づけ」のプロとして25年以上のキャリアを持つ。年間200本以上の講演のほか、さまざまなメディアで片付けや掃除法を発信している。

用意するもの

  • 中性洗剤
  • 古い布
  • 輪ゴム
  • スポンジ
  • ふきん
  • 段ボール箱
  • 菜ばしなど長い棒
  • ゴム手袋

STEP01

部品を取り外す

コンロとグリル部分の部品を外れるものすべて取り外します。

コンロ部分

グリル部分

庫内両サイドのレール部分が外せるタイプもあります

窓部分まで取り外せるタイプもあります

STEP02

つけ置きする

シンクに段ボールを置いてビニール袋をセットし部品がつかる量のお湯(50~60℃)と重曹を入れ、菜ばしなどでかき混ぜてしっかり溶かします。
そこにバーナーキャップ以外の部品を入れて15分以上つけ置きします。

※バーナーキャップはアルミ製のため、重曹水につけないでください

重曹の分量はお湯10Lに対して
500gが目安です

バーナーキャップもスッキリキレイに!

細かいすき間の詰まりを歯ブラシでこすり取り、水洗いしてよく乾かします。
濡れたままだと点火しない場合があります。コンロにセットする前に水けが残っていないか確認しましょう

STEP03

天板を掃除する

つけ置きしている間にホット重曹水(42℃程度のお湯100mLに重曹5gを入れる)をつくり、スプレーボトルなどに入れます。
段差部分にキッチンペーパーを当て、重曹水を吹きかけて数分置き、浸透させます。その後、古い歯ブラシなどですきまの汚れをかき出して水拭きします。

※ホット重曹水がSiセンサーまわりにかからないようにしましょう

STEP04

グリル庫内を
掃除する

菜ばしなどの長い棒に布を巻いて輪ゴムで留め、お湯で溶いた中性洗剤を含ませます。それをグリルの奥まで差し込んで、汚れを落とします。
掃除後は同じ要領で内部をよく水ぶきし乾かします。

グリル庫内は特に上部に突起が多いので、
菜ばしなど長い棒を利用して
中に直接手を入れないように注意しましょう

STEP05

水洗いする

<STEP02>でつけ置きしていた部品を、スポンジなどを使って水洗いします。水けをふき取ったら乾かして元通りにセットします。

細かいところまで
しっかり洗いましょう

掃除するときはココにご注意!

  • 機器の種類によって取り外せる部品が異なります。
  • すべての汚れが落ちるわけではありません。強くこすりすぎると傷がつく可能性がありますので、柔らかい布でやさしく掃除してください。
  • 機器や掃除する箇所により、使用できる洗剤が異なります。特にバーナーリングなどアルミ素材のものは、重曹を使うと黒く変色する場合があるので、使用を控えてください。
  • その他、お手入れについては一度、取扱説明書をご確認ください。

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