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| 圧縮水素ガスは、その使用量などに応じて、いくつかの形態の容器で供給されるのが普通です。 下記に圧縮水素ガスの供給形態を示します。圧縮水素ガス容器に取り付けられるバルブは、導管への誤接続防止のため、通常の一般高圧ガスとは逆の、左ねじが用いられています。また、高圧ガス保安法により、水素の容器はその表面積の1/2以上を赤色に塗装しなければならないことになっています。 |
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| (1)シリンダー |
小型で10Sm3以下ぐらいの水素輸送に使われているものに、工業ガス業界では単瓶(シリンダー)と呼んでいる、いわゆるボンベがあります。この単瓶(シリンダー)は内容積が50 までのものがありますが、現状では内容積46.7 、圧力14.7MPa充填で水素容量7Sm3のものが主流となっています(このほかに、10 、3.4 タイプの容器などもあります。実験室などでの少量用途で使用されます)。 |
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| (2)カードル |
中型の輸送用容器として単瓶を集結したカードルがあります。内容積は46.7 ×10本=467 、充填圧力14.7MPaが一般的ですが、50 ×20本、30本、また充填圧力19.6MPaタイプもあります。大量に消費する場合は多くの数が必要となりますが、使用場所を移動させて使いたい場合などは、カードルであればホイストやフォークリフトなど簡単な設備で移動することができます。 |
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| (3)セルフローダ、トレーラー |
大型の輸送用容器には長尺容器を集結したセルフローダやトレーラーと呼ばれるものがあります。長尺容器とはその名称の示す通り1本の長さが6メートル以上もある長い大型容器のことです。長尺容器1本あたりの水素容量も60~140Sm3と大きく、また、重量も500kg以上となることからバラバラに単独で使用されることはほとんどなく、集結されることを前提に製作された容器です。現状最も大容量のものには、19.6MPa充填トレーラー1台で3,100Sm3容量のものまであります。
この容量の上限は、道路運送車両法および、道路交通法の車両寸法や最大積載量の制限に起因します。セルフローダとトレーラーの違いは、トレーラーはゴム製のタイヤが付いておりそのまま牽引して移動しますが、セルフローダには鉄製の車輪が付いていて、ウインチ付きの専用トラックの荷台に引き上げて移動するものとなっている点です。 |
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| (4)オンサイト供給 |
水素のバルク供給にはトレーラーを用いるのが一般的ですが、さらなるコスト削減や安定供給を求めて、光ファイバーやガラスメーカーなどの大口ユーザー向けに水素発生装置によるオンサイト供給を選択するケースもあります。オンサイト供給とは、発生装置をユーザーの使用場所に設置し、現場でガスを製造して供給する方式のことで、ユーザー自身が設備を所有するケースやガスサプライヤーが設備を所有し発生するガスをユーザーが購入する方法などがあります。水素については、メタノール分解法、都市ガス/LPG分解法、水電解法によるオンサイトプラントがあり、原料・ユーティリティの入手しやすさ、発生規模などに応じて使い分けられています。 |
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| 水素発生方法による比較 |
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メタノール分解法 |
都市ガス/LPG分解法 |
水電解法 |
| 原 料 |
メタノール |
都市ガス/LPG |
純水 |
| 作動温度 |
約250℃ |
約800℃ |
常温~150℃ |
| 水素ガス精製 |
PSA |
PSA |
なし |
| 水素発生量 |
40~数1000m3/h |
40~数1000m3/h |
大型もあるが小型が主流
数1/h~約50m3/h |
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