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 大量に水素を得る方法は、水の電気分解やナフサなど炭化水素を高温蒸気で分解するなど何種類もありますが、一般にある限定された量の水素を供給する場合は、苛性ソーダや塩素、アンモニア、製鉄、石油精製の過程で発生する水素リッチのオフガスを高純度水素に精製し、14.7MPa~19.6MPaの高圧でボンベや長尺容器に充填して、トラック、ローダー、トレーラーで輸送しています。この商品を圧縮水素(高圧水素)と呼び、2008年は1億4000万m3の出荷量となっています。圧縮水素は弱電、化学、金属、硝子など幅広い用途で用いられており、中でも還元性が強いことからシリコンウエハー表面処理、鉄やステンレスの光輝焼とん用、マーガリンの水添(水素添加)用などが有名です。加えて、酸素と反応して高密度のエネルギーを持つ可燃性ガスとなることから、光ファイバーのガラス加工用や宇宙ロケットの燃料、最近では無公害自動車燃料として注目を浴びています。

 さらに、2006年4月に竣工した当社の関係会社ハイドロエッジは、LNGの冷熱を利用して空気分離ガスを製造し、さらにその中の液化窒素冷熱やLNG冷熱を使い、天然ガスを原料に改質を行い、液化水素を製造する日本初のプロセスを採用しています。

 圧縮水素以外の供給方式として、より大量に貯槽と運搬が可能な液化水素をローリーやコンテナで運ぶケースがあります。前述の宇宙ロケットは液化水素で供給しています。さらにメタノール、天然ガス、LPガスを改質し、水素製造する装置をユーザーの隣接地に設置して、配管でオンサイト供給する方式も最近普及しています。

 イワタニは水素事業のパイオニアとして圧縮水素、液化水素、外販水素の3つの供給形態でいずれもトップシェアを誇っています。圧縮水素では、生産工場と協力工場が合わせて全国に13カ所あり、日本の約40%のシェアを占めています。液化水素事業に最も早く着手したのも当社です。

 岩谷瓦斯尼崎工場で730l/hの製造設備を30年近く前から稼働させてきましたが、2006年春からは、前述のハイドロエッジが大阪府堺市で3,000l/h×2基のわが国最大の液化水素プラントを稼働させています。さらに2009年7月、千葉県市原市に3000l/h×1基の第2の液化水素生産拠点も完成させました。オンサイト水素でもメタノール分解はじめ10基以上の運転実績があり、「水素のイワタニ」の評価を得ています。
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