イワタニの取り組み

液化水素サプライチェーンの商用化実証

CO2フリー水素サプライチェーンの本格的な社会実装の取り組みの一環として、当社、日本水素エネルギー(株)、ENEOS(株)の3社で提案した「液化水素サプライチェーンの商用化実証事業」がNEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択されました。
年間数万トン規模の大規模な水素の液化・輸送技術を確立し、水素製造・液化・出荷・海上輸送・受入までの一貫した国際間の液化水素サプライチェーン実証を行っています。本実証事業では、2030年に水素供給コスト、30円/Nm3(船上引き渡しコスト)を達成するため、海上輸送技術を世界に先がけて確立することを目指しています。

出典:日本水素エネルギー(株)など

福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)

NEDO事業の一環で、CO2フリー水素の製造を行う「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」に参画しています。福島県双葉郡浪江町に建設された本施設は、20MWの太陽光パネル、10MW級の水電解装置、圧縮水素の貯蔵、出荷設備が整備され、2020年3月から稼働を開始しました。この場所で製造された水素は、福島県内の複数の施設で利用されています。

福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)

水素・LPガス混合ガス導管供給

LPガスベースの都市ガスに水素を10~20%程度混合させて導管供給することを目的に、相馬ガス(株)が福島県で実施しているコミュニティーガス事業を活用したNEDO補助事業を実施中です。実証においては、水素の混合技術の検討、CO2削減効果の検証、既存埋設導管の水素漏洩に対する安全性の確認、家庭用ガスコンロやガス警報器などの性能確認や安全性の検証を行っています。
2023年より、NEDO事業の一環として福島県南相馬市内の集合住宅80戸を対象とした水素混合LPガス導管供給の実証事業を開始しています。

FCVへの水素充填時の大流量化検討

今後、モビリティ分野においてはFCバスやFCトラックなどの大型商用車両の普及拡大が進んでいくものと考えられています。乗用車タイプのFCVの何倍もの水素を一度に充填する大型車両の場合、水素ステーションでの充填時間をできる限り短縮することが求められます。そのため、高圧を保ったまま水素流量を増大化するための実証検討を行っています。

FCバス

水素エネルギーフォーラムの開催

水素エネルギー社会の早期実現に向け、水素エネルギー普及の気運を盛り上げ、ネットワークづくりの「場」を提供することを目的に2006年12月に東京で初開催して以来、毎年開催しています。
水素関連分野の専門家や研究者をはじめ水素エネルギーに関心のある方々が集まり、情報交換や提言などを通じて民間レベルでの協力や提携を促進する場となっています。

水素エネルギーハンドブック

水素の物性、用途、製造方法のほか、水素エネルギー社会の実現に向けた国内外での取り組みや、80年以上にわたる当社の水素事業の歴史などについてまとめた冊子です。

水素エネルギーハンドブック
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