紙芝居 「環境戦士 水素マン」

あらすじ

地球から離れること数万光年、二酸化炭素で覆(おお)われた灼熱(しゃくねつ)の惑星「ヒート」。
しかし、「ヒート」は惑星としての寿命を終えようとしていた。
「ヒート」に住む、高度な文明を持つ異星人「オンダンカン」は、
新たに居住する惑星を求め、宇宙を探索していた。
そして「地球」を発見する。
しかし「地球」は、彼らが暮らすには気温が低く、このままでは適さない。
そこで地球を侵略することを決意し、まずは地球の温暖化を進める活動を始める。
そんな「オンダンカン」の侵略を多くの地球人が気付かない中、
いち早くその企みに気付き、侵略を阻止しようと立ち上がったのが、ヒーロー「水素マン」である。

登場人物

  • 水素マン(環境マモル)
    職業はフリーのジャーナリスト。
    環境問題について取材を進めていた時に、「オンダンカン」による地球侵略に気が付く。そして彼は、水素博士の開発した「変身水素ベルト」を装着することで、水素吸蔵合金をまとった水素マンに変身し、「オンダンカン」と戦う運命に。唯一の弱点は熱に弱いことだ。

    水素マン(環境マモル)

  • 水素博士(水素ため蔵)
    天才科学者。
    水素の持つ無限の可能性を信じ、水素エネルギーの有効活用について日々研究している。環境マモルとは彼の取材を通じて知り合い、彼を「水素マン」に変身させ、「オンダンカン」と戦わせることを思い付く。

    水素博士(水素ため蔵)

VS

  • オンダンカンの総統
    (Mr. ホットスカル)
    「惑星ヒート」に住む「オンダンカン」の総統。
    地球侵略軍のトップとしてカリスマ的な支持を集め、実質的な「惑星ヒート」の支配者である。必殺技は高熱で相手にダメージを与えるヒートビーム!!

    オンダンカンの総統(Mr. ホットスカル)

  • オンダンカン戦闘員
    「Mr.ホットスカル」の命令で、いち早く地球に派遣されたが、温暖化作戦のやり方をいまひとつ理解しておらず、何をやってもダメダメな戦闘員である。

    オンダンカン戦闘員A・B

アイテム

  • 変身水素ベルト

    変身水素ベルト
    水素博士が開発した秘密兵器。ベルトを装着して水素マンに変身すると、体の水素吸蔵合金(すいそきゅうぞうごうきん)に水素が満たされ、空気中の酸素との反応により、体全体から強力な電気エネルギーを発生させることができる。
  • 水素カートリッジ

    水素カートリッジ
    変身水素ベルトに装着するカートリッジ。中には高圧の水素が充填されており、これを水素ベルトに装着することで、水素マンの体に水素が満たされ、5分間、水素の力を自由に使うことができる。無くなってもカートリッジを交換することで、再び力がよみがえる。
    (カートリッジはリサイクル可能)