地球温暖化の原因は?

温室効果ガスが
熱をためてしまう
図説
地球温暖化の原因は、温室効果ガスが増えすぎたこと。温室効果ガスの代表的なものは二酸化炭素(CO2)です。電気をつくるために石油や石炭、天然ガスを燃やしたり、自動車や船、飛行機を動かすために燃料を燃やすこと、そして私たちの生活や工場などでも温室効果ガスは発生します。温室効果ガスが地球表面をおおうと、太陽からの熱が宇宙に逃げず地球にたまります。温室効果ガスが増えすぎると、気温が上昇し地球温暖化へとつながってしまいます。
地球温暖化は、どんな影響があるんだろう?

気温の変化
暑い日が増えて、寒い日が減ります。
海面上昇
気温の上昇で北極などの氷河が溶け、海面が上昇し、島が沈むといわれています。
干ばつ
場所によっては、降雨の減少で湖や沼が干上がってしまい、砂漠化が進むこともあります。
異常気象
ゲリラ豪雨や洪水などの自然災害が発生しやすくなります。
トピックス
世界の動きはどうなっているのか
今のまま温室効果ガスが増え続けていくと、2050年には気温が4℃程度上昇するといわれています。そこで温室効果ガスの発生を抑えるために、平均気温上昇を産業革命以前と比べ1.5℃に抑えることなどを目標とした「パリ協定」が2015年に世界で採択されました。

図説

みんなの意識を
変えていこう
取り返しのつかないことになる前にみんなで協力してできることから始めよう。地球が温暖化しないためにどのようなことができるか考えてみよう。