イワタニレポート

カートリッジガス事業

2021/5/26

カセットボンベ製缶工場を新設、5月19日より本格稼働開始

2020年度当社カセットボンベの国内販売シェアは63%、販売数量は過去最高となる、約9,000万本を記録しました。コロナ禍におけるライフスタイルの変化を受け、より一層需要が高まっています。このような中、さらなる安定供給体制の強化を目的として、当社グループ会社にて、国内では初めてとなるカセットボンベ製缶工場を建設し、稼働を開始しました。

カセットボンベ製缶工場の概要

所在地 滋賀県近江八幡市長光寺町951
製造能力 年間約7,000万缶
建築面積 約2,812㎡
運営・管理 イワタニカートリッジガス株式会社
左は充填工場、右が新設の製缶工場

製缶工場とは?

カセットボンベの空缶を製造する工場です。空缶を製造後、隣接するカセットガス充填工場にてLPガスを充填、梱包まで行います。
これまで空缶は全て国内で外部調達していましたが、空缶の製造から充填・商品化まで一気通貫で行うことにより、品質管理と安定供給の強化を図ることが可能となりました。なお、中国の当社グループ会社では既に製缶をしており、そのノウハウを国内でも生かします。

製造フロー

創業36年目に突入!イワタニ・プリムス株式会社の紹介

本格キャンプ派でなくとも、「PRIMUS」という名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?その「PRIMUS」を始め、多くの本格派アウトドアグッズを取り扱う当社グループ会社のイワタニ・プリムス株式会社は、2020年に創業35周年を迎えました。同社の歴史とその取り扱いブランドをご紹介します。

プリムスとイワタニの歴史

プリムスブランドが日本に紹介されたのは1959年のこと、当社が輸入販売したのが始まりです。再充填方式の鋼製ガスシリンダーをベースとした商品でした。その後、1985年にスウェーデンの世界企業PRIMUS ABと当社が共同出資し、イワタニ・プリムス(株)を設立しました。
以来、日本のフィールドに適した商品開発をしたり、日本の技術を紹介したりと、両社の持ち味を高めながら現在に至っています。

取り扱いブランド一覧

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