岩谷産業株式会社
サイトマップ | 利用規約 | 個人情報保護について | Iwatani Corporation english site
トップページ>ニュースリリース
ニュースリリース
ニュースリリース
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
2002年07月25日(木曜日)

炭化水素(LPG)系冷媒「エコフリーズ」を本格生産・供給
国内初、オゾン層破壊や地球温暖化等の環境問題に貢献する
自然冷媒である炭化水素(LPG)系冷媒「エコフリーズ」を本格生産・供給
フロン代替冷媒として国内の家電業界が採用決定!

岩谷産業株式会社
 
岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:牧野明次、資本金:200億円)は、このほど、環境問題の要因の一つともいわれる人工的物質・フロンガス代替のエースと言われ、天然資源由来である、高純度炭化水素(LPG)系冷媒『ECO FREEZE(エコフリーズ)』の本格生産・供給体制に入ります。
世界的に緊急課題となっているオゾン層破壊や地球温暖化問題などに対し、既に欧州の冷蔵庫メーカーの大半が自然冷媒である炭化水素(LPG)系冷媒の採用に踏み切り、特にドイツでは国内販売冷蔵庫の95%に採用されています。一方、アメリカや日本では取り組みが遅れていましたが、日本では今年に入り、大手家電メーカーが「環境に配慮した冷蔵庫」をPRポイントに、炭化水素(LPG)系冷媒を採用した冷蔵庫の一斉発売に入っています。
こうした背景から当社は、炭化水素系(LPG)冷媒の採用が一挙に進むとの見通しをもち、本格生産体制を敷くとともに、自社ブランド『ECO FREEZE(エコフリーズ)』確立による販売体制の強化を図ることになりました。
初年度の生産は20トン、売上目標は3億円を予定しています。
 

炭化水素(LPG)系冷媒は、グリーンピースの委託研究で実用化に成功して以来、欧州各国ではフロン代替冷媒の主流となっています。すでに欧州や途上国での採用が進む一方で、日本やアメリカでは採用が遅れていました。その要因は、家電・冷凍機等メーカーの安全性確立や設備投資等の経済性検討対策、可燃性ガスに対する日本の規制法規の違いに加え、高純度の炭化水素(LPG)系冷媒の国内での安定供給体制が整っていなかったこと等があげられます。
従来、この点に関しては、日本で一部のメーカーが、欧州からのサンプル輸入で関連業界からの要望に応えていたものの、国内生産での高純度ノンフロン冷媒の安定供給が急がれていました。
 

そこでイワタニグループでは、国内の市場環境が整いつつあることを見越し、冷媒に最適な国内原料からの精製による安定供給体制を確立するため、既に整備していた岩谷瓦斯㈱(本社・大阪)姫路工場での精製・分析体制をより充実させ、顧客企業への安定供給を図ることになりました。当工場では、これまでの国内顧客ニーズ調査による要求スペック、国内原料の純度・組成等から、独自の規格値を設け、精製・分析体制と生産体制を強化したことで、現状では冷媒用途に適した国内唯一の「成分保証付加製」として『ECO FREEZE』を製品供給することが可能となりました。当社規格値としての高グレード品は、岩谷瓦斯㈱姫路工場にて出荷ロットごとに分析を行い、規格値データの提出および「品質保証」を行うことが前提となっています。

この「成分保証付加製品」の供給は、家電・冷凍機メーカー各社の、可燃性ガスである炭化水素系冷媒採用に伴う、機器の安全性対策や安定した能力発揮要求に応えるものです。
今まで国内では従来のフロン冷媒に比較し、イナートガス(ほとんどは不活性ガス)や水分、硫黄分を多く含む炭化水素系冷媒では配管腐食や冷凍能力の低下が避けられず、冷媒としての採用を危惧する声が多くありました。
そこで当社グループはこうした声に前向きに取組み、他の可燃性ガスに比べて爆発範囲が狭く毒性も低いこと、また安全で環境にやさしい冷媒である事を強く訴えるとともに、独自技術で規格値データの提出および「品質の保証」を行うことで、炭化水素(LPG)系冷媒の信頼度を向上させ、『ECO FREEZE』として製品化しました。
当社では、代表的な数種類のグレード、品種を当社製品規格として用意し、この規格づくりを通じて、炭化水素(LPG)系冷媒の国内標準化につながるよう貢献していきたいと考えています。
なお、すでに、一部国内家電メーカー向けに新規格品『ECO FREEZE』冷媒の供給を開始したのをはじめ、関連業界へのサンプル出荷を積極的に進めています。
 

このページのトップへ