機体製作の様子~チームメンバーの奮闘記~

7月26日 キャノピー製作とカウルの仕上げ ~本番前の仕上げへ~
7月11日 翼の修復 ~より安全かつ高性能な機体へ~
7月05日 テストフライト ~青空の下で非常事態発生!?~
7月01日 コックピットと翼をつなげるために
6月28日 翼にスチレン性の紙を接着
6月27日 コックピット溶接 ~フレームがついに完成しました!~
6月23日 コックピット溶接 ~イワタニの溶接技術が光る~
6月22日 「リブ」のケタ通し ~翼の形が見えてきました!~
6月20日 「リブ」の製作 ~翼の骨組みに向けてコツコツと~
6月16日 新入社員の初めての機体製作!
6月03日 いよいよ機体製作が始まりました!

用語解説

7月26日(火)
キャノピー製作とカウルの仕上げ
~本番前の仕上げへ~

矢野 善規

矢野 善規

こんにちは。製作担当の矢野です。
いよいよ今週末が大会本番となりました!2カ月努力してきた成果を発揮できるのが楽しみです!! 本日は大会前の最後の作業ということでコックピット周りの仕上げの作業を行っております。

コックピットの透明な部分は、厚さ0.4 mmの塩化ビニルを熱して石膏の型に押しつけて製作します。 きれいに継ぎ目を作るのが難しい作業です。

キャノピーとコックピットをつなぐため、コックピットも塩化ビニルで丁寧に加工します。空気の流れがスムーズになるように滑らかに製作するのがポイントです!

コックピットも完成し、すべての部品が完成しました!!!

心配は当日の天気のみです。晴れて良い風が吹いてくれることを祈るのみです!!!

メンバー一同、皆様の声援に応えられるよう頑張ります!

機体前面のキャノピーが完成しました。

機体前面のキャノピーが完成しました。

キャノピーを製作し、カウルを総仕上げしました。

キャノピーを製作し、カウルを総仕上げしました。

7月11日(月)
翼の修復
~より安全かつ高性能な機体へ~

遠藤 暁子

遠藤 暁子

こんにちは。チームリーダーの遠藤です。
前回のテストフライトで右翼が破損するアクシデントが発生しましたが、チーム初の低翼機ということもあり、運用方法を再検討し2度目のテストを実施することを決意。気合いを入れ直し、修復作業に励んでいます。

まず、翼の修復個所の確認と、テストフライトで接着が緩んだ個所などがないか入念にチェックを行いました。リブの作り直しは5枚と少数で済みそうですが、接着が緩んでいたり、補強が必要なところもいくつか出てきました。テストフライトで本番と同等の負荷をかけることで、修繕が必要な個所を確認し、より精度の高い翼に仕上げていきます。

翼の修復と同時並行で、空気抵抗を減らすために、コックピットの側面に装着するカウルの製作も始めました。 だんだんと機体の形が出来上がっていきます!

本番までに作業できる日数は、あと数日です。 最後まであきらめず、安全かつ高性能な機体製作に尽力します!

機体製作の様子写真7/11

早速リブを作り直し、修復した第3翼

機体製作の様子写真7/11

発泡スチロールを削り、カウルを形作る小峯さん

7月5日(火)
テストフライト
~青空の下で非常事態発生!?~

桂 朋生

桂 朋生

メンバー全員でお届けする機体製作の奮闘記も早いもので2周目に入りました。機体設計・リーダーの桂です。
鳥人間コンテストまで1カ月を切り、恒例のテストフライトを実施しました。
ここ3年連続で雨が降り、雨男のレッテルを貼られかけていた私ですが、当日は抜けるような青空。

「前日までギリギリの作業で組み上げた機体をついに浮上させるぞ!」と意気込んでいましたが・・・テストフライトの走行1本目で大アクシデントが。

機体製作の様子写真7/05

チーム初の低翼機がついにお披露目。片翼でも12mほどの翼が晴天に映えます。

機体製作の様子写真7/05


写真の通り、頭下げもしくは速度超過の際に生じる主翼のねじれ現象が発生してしまい、右翼破損という結果に。
撮影していた動画検証の結果、機体保持者が過度に翼を持ち上げてしまったことで翼の角度が大きく下を向き、この機体が許容する頭下げ角度を超えたことで翼がねじれたことがわかりました。今年の機体は、従来の機体より翼を30cm以上低い位置に取り付けており、運用上の勝手が変わることを軽視していたと反省しています。

その後、損傷した翼を取り外した状態での走行で浮上に成功!機体の根本部に異常が無いことが確認できたため、補強と修理を進めています。

このままでは終われない!全力を尽くして機体を直し、仕上げていきます!

7月1日(金)
コックピットと翼をつなげるために

一瀬 仁志

一瀬 仁志

こんにちは!パイロットの一瀬です!!
テストフライトまでの作業はあと2日!
機体製作がテストフライトに間に合うのか不安な今日このごろです。
今日はテストフライトへ向けて翼の仕上げ、操縦桿の調節、コックピット周りの製作をしました!!!
コックピットと翼を接合する個所は、負荷がかかりやすく、強度を増すために多くの工夫が必要です。今回、翼から伝わってくる押しや引っ張りの荷重に耐えるため、コックピットのアルミフレームと翼の間に補強板を設置しています。
今年は昨年以上に快適・安全・鋭いコックピットに仕上げたいと思います!!!
梅雨でジメジメする季節ですが、集中して頑張ります!!

機体製作の様子写真7/01

仕上がってきた翼!!表面がつるつるですごくきれいに仕上がっています!

機体製作の様子写真7/01

第1翼とコックピットの接合部のリブを製作中。リブをコックピットに固定するための穴をあけています。

機体製作の様子写真7/01

製作したリブをつけてコックピットを背負ってみました!走りやすいサイズ感です!!!

6月28日(火)
翼にスチレン性の紙を接着

小峯 稔也

小峯 稔也

こんにちは!製作スタッフで新入社員の小峯です。
今日の作業は翼の部分にスチレン性の紙を貼り、接着しました!
この作業も精密さが求められており、接着剤で手がべたべたになりながら丁寧に貼っていきます!(笑)
今週から暑くなりますが負けずに頑張ります!!!

機体製作の様子写真6/28

スチレンペーパー貼り。手がべたべた・・・(笑)

機体製作の様子写真6/28

コックピットに穴が・・・いや、軽量化です!

機体製作の様子写真6/28

作業中の風景です!暑いけど、どんどん形が出来ていき、やりがいのある仕事です!!

6月27日(月)
コックピット溶接
~フレームがついに完成しました!~

宮鍋 昂大

宮鍋 昂大

こんにちは!1年目の宮鍋です。
パイロットの一瀬さんが乗り込むコックピットのフレームを溶接する作業を、引き続きご紹介します。前回、小野さんから紹介がありましたが、コックピットのフレームは注文した部品をつなぎ合わせるだけでなく、必要に応じて製作チームの手で加工を施しています。
軽さと空気力学において優れた性能を求められる中、少しでも乗り心地のいいコックピットにしようとチームリーダーの桂さん、そして溶接を担当してくださる石井さんが議論を重ねた設計図をもとに、部品の加工、溶接をし、ようやく形になりました!
チームメンバー全員で手を動かして作ったパーツが一つの形になった実物を見ると、感無量です。コックピットの構想から溶接までの流れを紹介したページ(「コックピットができるまで」はこちら)を作成しましたので見てくださいね!
夏とともにテストフライトの実施日も近づいてきました。暑さに負けず、より高い目標に向けて頑張ります!

機体製作の様子写真6/27

イワタニが誇る溶接のプロの石井さんに学ぶ小峯さん

機体製作の様子写真6/27

コックピットフレームの完成です!曲線が美しい!

機体製作の様子写真6/27

テストフライトに向けて翼の製作も同時に進行中です!

6月23日(木)
コックピット溶接
~イワタニの溶接技術が光る~

小野 哲弘

小野 哲弘

こんにちは。製作スタッフの小野です。
今回の作業では、主にコックピットの溶接を行いました。
パイロットの一瀬さんに快適なフライト環境をお届けするため、コックピットのフレームはアルミパイプ曲げから溶接まですべて手作りです。
材料のアルミは軽いのですが、溶接がとても難しく、溶接のプロフェッショナルであるウェルディング部の石井さんにお願いをしました。熟練された溶接技術により、非常にきれいな溶接面に仕上がりました。
梅雨のせいか、某雨男のせいか、ジメジメした日が続きますが、メンバー一同、気分は明るく頑張っていきます。応援よろしくお願いいたします。

機体製作の様子写真6/23

溶接に使うアルミパイプを加工しています
作業は和やかな雰囲気で行われています

機体製作の様子写真6/23

ウェルディング部の石井さんがアルミパイプをTIG溶接※しています
熟練された溶接技術にメンバー一同、大興奮!

※TIG溶接:電気を用いた溶接方法の一種。溶接中に金属が反応を起こすのを防ぐために、空気を遮断するシールドガス(アルゴンとヘリウム)を活用します。

6月22日(水)
「リブ」のケタ通し
~翼の形が見えてきました!~

飯尾 圭祐

飯尾 圭祐

こんにちは!製作スタッフ1年目の飯尾です。
今回は、リブのケタ通し作業を主に行いました。ケタとは翼の骨組みの部分です。
(各部材の用語や部分については、このページの最下部を見てくださいね)
ケタは翼の端にかけて径が小さくなっているため、リブに開ける穴の大きさもそれに合わせないといけません。穴あけの大きさに十分に注意しながら、作業を行いました。穴あけ後、リブにケタを通していきました。結果、無事きれいに通し終えることができました!ようやく翼の形も見えてきたので、次の作業日が待ち遠しく感じています。暑い日が続きますが、メンバー全員元気に、一生懸命取り組んでいきます。

機体製作の様子写真6/22

リブに翼の先端である第4翼のケタを通しているところです。

機体製作の様子写真6/22

無事に通し終わり、翼の形もようやく見えてきました!

6月20日(月)
「リブ」の製作
~翼の骨組みに向けてコツコツと~

矢野 善規

矢野 善規

こんにちは!チーム2年目の矢野です。
今日の作業は、昨年ボロボロになった機体の翼を修復しました!
具体的には、先日より開始したリブの製作、目の細かい発泡スチロール板を薄くしたスチレンペーパーの貼り付けなどです。
今回は、翼を形作るリブについてより詳しくご紹介します。
リブはまるで魚のような形をしています。翼の骨格の一部になり、形をきれいに作ることで翼が揚力を得て、機体は浮きあがりやすくなります。材料はスタイロと呼ばれるとても軽い発泡ポリスチレンで、輪郭をバルサという薄い木で補強して作ります。この作業は設計図通りに切り出し、やすりで削るのが地味で辛い作業です(笑)
梅雨まっさかりでジメジメした天候ですが負けずに頑張ります!!!

機体製作の様子写真6/20

リブをやすりで丁寧に削っています

機体製作の様子写真6/20

リブを補強するためのバルサという木材を細かく加工しています

機体製作の様子写真6/20

リブの形状

機体製作の様子写真6/20

カーボンの桁にリブを通すと、翼の骨組みができてきます

6月16日(木)
新入社員の初めての機体製作!

遠藤 暁子

遠藤 暁子

皆さん、こんにちは。入社3年目の遠藤です。
今年度は桂さんと共にリーダーを務めます。昨年度以上の記録と感動を皆さんに提供できるよう、チーム一丸となって頑張りますので応援のほど、よろしくお願いします!

早速、フレッシュなメンバー4名が参加し、製作作業がスタートしました。
まずは昨年度の機体を細かく検査し、そのまま使える部分・補強や修繕が必要な部分・作り直す部分に振り分けます。
今年度は翼の半分弱を一から作り直すことになりました。我々が参加する滑空機部門の機体は、着水時などの影響で、1回飛ぶと大きく破損してしまうものなのです…。

その後、翼を形作るリブという部品の製作を始めました。
型紙に合わせて発泡ポリスチレンという材料を切り出し、ヤスリがけをします。ヤスリがけした部分に後からバルサという板を貼り付けて補強するため、傾斜や凹凸がないようにヤスリがけでリブの表面をきれいに整える作業は地道ですが重要なのです。
新入社員のみんなは初めての作業に戸惑いながら、高い集中力で作業を進めます!
機体製作はまだまだこれから。
がんばれ新メンバー!!!

機体製作の様子写真6/16

機体のチェック中。真剣なまなざしで修理個所を確認します。

機体製作の様子写真6/16

リブの製作開始!

機体製作の様子写真6/16

桂リーダーの厳しいチェックにドキドキする宮鍋さん

6月3日(金)
いよいよ機体製作が始まりました!

桂 朋生

桂 朋生

チーム4年目の桂です。
入社から3年たちもう4年目、少しずつ年を感じる日々です。
今年もやっとチーム活動開始です。昨年、設計を刷新し、初の300m突破を果たしたわがチームの機体ですが、今年はより高性能とカッコよさを狙ってさらに大改造を画策しています。ということで今年の作業の模様 は、まずコックピットフレームの溶接を担当する石井さんとの打ち合わせからです。どんなフレームが出来上がるかは1カ月後のお楽しみに・・・。
その後、機体のチェックをしました。昨年ベースで補修するもの、新規に作り直すものを選定していきます。
いよいよスタートを切った私たちですが、暖かく見守っていただけたらと思いますので、よろしくお願いします!

機体製作の様子写真6/03

スケッチと設計図を並べて意見交換。2人とも険しい顔をしていますが内心楽しくて仕方ないとか。

機体製作の様子写真6/03

作り直しの翼は骨格を残して解体(破壊)。1年で一番サクサク進む作業です(笑)

用語解説