機体製作の様子~チームメンバーの奮闘記~

7月25日 いよいよ大会前日!!
7月15日 機体の装飾が完成
7月08日・14日 キャノピー完成!
7月09日 ウイングレットを製作
7月03日 いよいよテストフライト
6月30日 翼へのフィルム貼り テストフライト3日前
6月27日 翼は完成間近!スチレンペーパー貼り付け作業
6月16日 コックピットのフレームを溶接
6月13日 翼を組み立てる準備
6月初旬 機体製作を開始!「リブ」の作成

用語解説

7月25日(金)
いよいよ大会前日!!

チームリーダーの山口です。
ついにフライトが翌日に迫ってまいりました。

今大会に向けては、若手メンバーを中心に機体製作を進めてきました。
この間、メンバーはさまざまな経験をし、一回り大きくなったように思います。

設計も含めると半年以上にわたる「Iwataniクリーンエネルギーチーム」の挑戦は、明日一つの区切りを迎えますが、結果はどうあれ、安全に、また大会を盛り上げるようなフライトをしたいと思います。

全国からバードマンが集う「鳥人間コンテスト2014」
ぜひこの興奮と感動を、大会会場で体験してみてください。

明日はメンバー一丸となって頑張ります。

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7月15日(火)
機体の装飾が完成

コックピットやキャノピー部分も完成し、ようやくかっこいい機体が出来上がってきた今日このごろ。こんにちは!装飾デザイン担当の玉城です。
本日は機体の装飾を行いました。
機体色に赤系統を使った昨年の「フロンティア・イーグル号」からイメージを変え、今年の「ハイドロ・イーグル号」は、青と黄色を用いたカラーデザイン。
機体名の“ハイドロ”をもとに「水」や「水素」などをイメージした曲線的なデザインにしたい!と思い波の形を取り入れました。
これまでになく曲線の多いデザインなので、装飾フィルムの正確な切り貼りにはとても気を使います。

<型の製作>
元となる波の形状は、琵琶湖上をさっそうと駆け抜ける様子をイメージし、穏やかな精神状態のもと、フリーハンドで描きました(笑)。初めに大サイズの波型を作りそれを縮小コピーして中・小サイズを作ります。

<フィルムの切り貼り>
丸まろうとする装飾フィルムに苦戦しつつ、正確に切り出し。装飾用フィルムは熱で接着するため、貼り付けにはアイロンを使用します。しわが寄らないよう細心の注意を払って行いました。

ついに機体の装飾が完成!! 機体はまさに「ハイドロ・イーグル」!予想以上にかっこよく仕上がりました! 大会当日やテレビ放映時には、ぜひこのデザインにも注目して見てください。

機体製作の様子写真7/15

アイロンで薄いフィルムを
貼って装飾していきます。

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7月8日(火)・7月14日(月)
キャノピー完成!

こんにちは、機体設計担当の桂です。大会が近づき悪夢を見るようになってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先日はテストフライトを無事に終え、安堵しながら作業に戻った私たちですが、あくまで出来上がったのは「仮完成の翼」と「機体骨格」の2つのみ。大会を飛ぶ姿にはあまりにも遠く…。
とはいえ、ここから機体は一気にかっこよくなるので楽しい作業ばかりです。

8日は「キャノピー」と呼ばれる、機体先端の透明な窓の製作を始めました。ここは空気抵抗を抑え、同時に個性をアピールできるところです。今年は軽く、さらに「ハイドロ・イーグル」の名にふさわしい先進感を出すため凝った形にします。
そのために重要なのは型作りです。大まかな形を設計し(形状はかなり議論しました…)、形通りに厚紙を切り出します。発泡スチロールの側面や上下面に貼り、ニクロム線で切ると…形が見えてきました。あとは設計図を見つつ削って成形。
出来上がったのは発泡粉まみれの男性が2人…!ではなくきれいな型です。これに石膏を塗って形を整えたら型は完成です。
ちなみに作業着は静電気をため込まない仕様で、削り粉が付着しません。素晴らしいですね。

14日、いよいよキャノピー本体の製作です。製作した型に、熱した塩ビ板を押し当て形を作っていきます。温度調節がうまくいかなかったり、形が複雑だったりと悪戦苦闘しましたが、何とか形になりました!昨年よりも断然スタイリッシュです。一般に大変だといわれる型からのキャノピー作りにもかかわらず、ほぼ2日で作るという暴挙(笑)でしたが、かっこいい姿をお見せできそうです。

さあ、大会まであとわずか。会場にいらっしゃる方は水分と日焼け止め(昨年、サンオイルを持参したメンバーがいましたが効果のほどは…)は十分過ぎるほどのご用意を!
当チームも皆でお待ちしております。

機体製作の様子写真7/8.14

発泡スチロールからキャノピーの型を切り出す

機体製作の様子写真7/8.14

石膏で固めてきれいに形を整えるために削る

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7月9日(水)
ウイングレットを製作

はじめまして、新入社員の一瀬仁志です!
本日は翼の両端に装着する、ウイングレットという部品を作りました。
この部品は翼の端を上に折り曲げたような形をしており、これで空気抵抗を減らすことができます。部品は2分割で出来ていて、特に難しいのが主翼から折れ曲がる部分です。この形は発泡材を削って再現する難しい作業なのですが、先輩からは「俺が作ったのと同じになるように、いい感じで」とアバウトな指示だけ!

試行錯誤の結果、きれいなウイングレットが出来ました!これをもう少し整えて装飾したら完成です。作業をしているうちに発泡材にも愛着がわき、切れ端をポケットに入れ、寮に持ち帰ろうとしてしまいました。

このウイングレットで1mでも飛距離が伸びることを願って、大会までのラストスパート頑張ります!

機体製作の様子写真7/9

先輩と仲良くウイングレットを製作

機体製作の様子写真7/9

昨年よりもかなり細長いウイングレットへと進化

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7月3日(木)
いよいよテストフライト

パイロットの西村です。
テストフライトはもっとも重要なイベントの一つです。
翼のバランス、強度、操縦、そしてチームメンバーの団結、色々な要素が試される、必ず乗り越えねばならない壁の一つです。

ただし梅雨の時期ということで、毎年天候に悩まされています。
今年も難しい状況でしたが、判断を任された清水さんの回答は、

『やりましょう』

男気あふれる判断に天候が味方してくれたのか、テストフライトができるギリギリの天候でした。
一瀬さん、遠藤さんが翼の雨水をふき取り、サポートの新入社員メンバーとともに風に向かってダッシュ!無事に飛ぶことができました!

テストフライト終了後はずぶ濡れでしたが、皆さんの充実感溢れる笑顔がありました。

機体製作の様子写真7/3

サポートメンバーも協力して、
ハイドロ・イーグル号を組み立て完了

機体製作の様子写真7/3

パイロットもコックピットに乗り込み
感覚を確かめます

機体製作の様子写真7/3

雨の中テストフライトを終えた皆の顔は
充実感に溢れています

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6月30日(月)
翼へのフィルム貼り テストフライト3日前

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
鳥人間チームメンバーの清水でございます。
いよいよテストフライトも3日後に迫り、作業も大詰め。
今日は翼にフィルムを貼る作業を実施しました。鳥人間コンテストの翼は、骨組みが薄いフィルムに包まれており、そのフィルムで風を受けて飛ぶ仕組みになっています。そのため、この作業がフライトの成否を決めるといっても過言ではありません。しかし、そこは我らがプロジェクトメンバー。作業のプレッシャーもはねのけ順調にフィルムを貼り終え、夕方には翼が完成。テストフライトに向けての準備が完了しました。

あとはテストフライト当日、7月3日の天気が晴れるのを祈るだけです。
さて、気象庁の予報は・・・
「大阪 雨 降水確率60%」  ・・・えっ?

<TO BE CONTINUED…>

機体製作の様子写真6/30

全員でフィルムを引っ張り、
しわが寄らないように慎重に貼る

機体製作の様子写真6/30

細かい部分まできちんとフィルムが
貼れるように手で押さえる

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6月27日(金) 翼は完成間近!
スチレンペーパー貼り付け作業

こんにちは!新入社員の遠藤暁子です。
本日は、カーボン桁に取り付けたリブの前部分にスチレンペーパーを貼り付けました。
スチレンペーパーを貼り、翼表面を滑らかにすることで、機体は風を切って飛ぶことができます!
翼は一つ一つが大きく貼る部分が多いので、スチレンペーパーの切り貼りは根気のいる作業です。暑さに耐えながら、メンバーは今日も明るくにぎやかに作業に励んでいます!
いよいよ翼は完成間近!
最高の機体を作れるよう、今後も頑張ります!

機体製作の様子写真6/27

翼の桁にのりをつけて、
スチレンペーパーを貼っていきます

機体製作の様子写真6/27

先輩の赤木さんに教わりながら、
作業を進めています

機体製作の様子写真6/27

無事にすべて貼り終わりました!

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6月16日(月)
コックピットのフレームを溶接

こんにちは!西村宏です。
本日はコックピットフレームの組み立てを行いました。
フレームの材質は、軽さと強度を兼ね備えたアルミ材です。アルミ材は酸化しやすい、ひずみやすい、融点が低いなどの理由から溶接は非常に難しいといわれています。
そんな難しい溶接も、ウェルディング部石井さん+シールドガス「ハイアルメイトA」の手にかかればお手の物!すばらしい精度でコックピットフレームが組み上がっていきました。
昨年と比較して200gの軽量化に成功し、その重量は何と軽い2.1kg!(これで少しは減量が楽に・・・!?)
鳥人間チーム全員の心にアーク(溶接炎)が灯り、私たちの絆がTIG溶接されたことを確かに感じた一日でした。

機体製作の様子写真1

溶接前にチームメンバーで、
溶接箇所の位置を確認

機体製作の様子写真2

石井さんが丁寧にコックピットフレームを溶接

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6月13日(金)
翼を組み立てる準備

こんにちは、設計担当の桂朋生です!
本日は翼を組み立てる準備をしました。翼の骨格となる「リブ」に、芯に通すための穴を開けたり木材で補強したり・・・。地道ですが機体の強度を大きく左右する、気の抜けない作業です。
ところで、今年は翼の半分以上が新設計ですが、製作方法も進化しています!ニクロム線で発砲材(スチロール等)を型に沿って切り出すのもその一つ。今日作ったかまぼこ状の部品は、機体を滑らかに仕上げる新アイテムです!切り出しは2人が連携して作業をするのですが、噂によると、この作業の出来で性格の相性が分かるそうです。私以外の2人が切った方が、綺麗にできていたのは気のせいでしょうか・・いやまさか・・・。
大会まであと1ヵ月弱、きれいな翼に仕上げていきます!。

機体製作の様子写真6/13

リブの穴開け作業は極めて集中力が必要!

機体製作の様子写真6/13

ニクロム線でスタイロフォームを
切り出す姿は真剣

機体製作の様子写真6/13

明るい雰囲気の中、
メンバーで製作状況を打ち合わせ

用語解説

6月初旬
機体製作を開始!「リブ」の作成

ごきげんよう、プロジェクトチームの赤木雄哉です。
6月初旬、いよいよ今年の機体製作を開始!この日は第2翼、第3翼の「リブ」を作成しました。
リブとは、翼の骨格のことです。桁(ケタ)と呼ばれる、機体の両サイドにギューンと伸びたカーボンパイプに、リブを等間隔にはめ込む必要のある、非常に繊細で重要な部位です。
リブを制するものは鳥人間を制す』といっても過言ではないでしょう。
昨年までは発泡スチロールで作っていましたが、今年は「スタイロフォーム」という軽くて丈夫な材質に変更しました。
作り方は、型紙をスタイロフォームに貼る→カッターで切る→紙やすりで滑らかにする・・・以上です。

機体製作の様子写真1

スタイロフォームから翼のリブを切り抜く

機体製作の様子写真2

切り抜いたリブから型紙をはずす

機体製作の様子写真3

リブが完成した後、このように翼の桁にはめ込む
(写真は昨年の翼)

用語解説