イワタニゲートウェイ

今までのLPガスを通して構築してきた事業基盤を活かし、
ガス警報器に通信機能を付加することにより、様々な「モノ」をインターネットにつなぐ
「イワタニゲートウェイ」。他社との協業・自治体との連携のもと、お客さまのお困りごとはもちろん、
高齢化や過疎化など地域が抱える様々な課題解決に期待が寄せられている。
2020年、事業推進を加速するために立ち上げたイワタニゲートウェイ㈱で
中心的な役割を果たす鳥生雅己が、事業への熱い思い、構想を語る。

鳥生 雅己Masami Toryu

2012年入社 イワタニゲートウェイ株式会社

開始時期・きっかけ

私は、2017年から当社の基幹事業である総合エネルギー本部の中でガス警報器を取り扱う供給保安システム部で仕事をしていました。2018年3月に、イワタニゲートウェイ構想のベースの一つである「通信機能付きガス警報器」を開発したことが、この事業のスタートです。その後、事業推進のために部署を異動し、2020年に本格的に事業としてプロジェクトを推進するために設立されたイワタニゲートウェイ㈱で、事業化に向けて邁進しています。

プロジェクトが目指すもの・ゴール

中長期的なゴールは、一般家庭の主婦の困りごとを解決するためにイワタニがLPガス事業を開始したように、イワタニグループ及び協力いただける他社(仲間)の総力を挙げ、地域・お客様の社会課題の解決を通じて全ての人が健康に生活することができ、長く住み続けられる街づくりを目指すことです。また、LPガスをご利用頂いているのは都市部以外の地域になるため、「見守りサービス」等を通じて当該地域に必要なサービスを提供することによって、地方創成に貢献していきたいですね。

苦労や挫折の経験

入社10年も経たない中、新しいプロジェクトの立ち上げに携われたことに責任とやりがいを感じています。新規プロジェクトなので形のないものを具現化させていくことに、難しさや面白味を感じています。プロジェクトのフェーズに合わせて複数の組織をまたがる大きなプロジェクトへと変貌してきた結果、社内・外の様々なステークホルダーと一緒に仕事をする経験をしました。思いや意図、進捗のすり合わせ方法に気を配り、例えば、考えをわかりやすくパワーポイント等で見える化して議論を重ね、事業性・構想・お客様/事業者のメリットなどを少しずつ明確化していくことに苦心しましたね。

現在の取り組みや目標

イワタニゲートウェイ(株)が新しく設立されたことで、今まで自分が取り組んできたものが目指すべきゴールに近づいてきたと実感しています。まずは第1ステップとして、事業基盤となる体制整備のため、通信機能付きガス警報器の家庭への設置を進めることに注力していきます。今後は、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」の企業理念を胸に、事業の形も状況によって進化させていきたいです。

※社員所属部署と内容は取材当時のものです。