イワタニが創る水素の未来

01 どうしていま、水素が注目されているのか?

地球上に無尽蔵に存在し、燃焼してもCO₂を全く排出しない「究極のクリーンエネルギー」と呼ばれる“水素”。近年、大きな注目を浴びる背景には、我々が抱える2つの大きな問題があります。
1つ目は資源エネルギー問題です。現在、エネルギーとして化石燃料が多く使用されており、その枯渇が懸念されています。2つ目は地球環境問題です。地球温暖化や大気汚染をはじめとした環境問題は、世界的な問題となっています。
そこで、これら2つの課題を同時に解決できる、優れた特性を持つ水素エネルギーが注目されているのです。

水素の特徴の図

02 始まっています、水素エネルギー社会

水素用途の広がり

水素は隠れた万能選手。その性質を利用し、半導体用のシリコンウェハー、太陽電池シリコン、液晶、光ファイバー製造時の還元用の雰囲気ガス、プラスチックなどの樹脂製品の添加物や、さらに口紅などの油脂を固めるなど、水素は多くの産業分野で活躍しています。
しかし、水素の用途は産業分野だけにとどまりません。特に、自動車分野では大きな期待が寄せられています。走行時にCO₂を一切排出しない究極のエコカー「燃料電池自動車」。2014年12月の発売開始以降、大きな注目を浴びています。水素が暮らしや産業のシステムを大きく変えるエネルギー革命の主役に。そんな、水素エネルギー社会はすでに始まっています。

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03 イワタニと水素の歩み

イワタニと水素の出会いは1941年。
当時、工業生産の過程で発生し空気中に捨てられていた水素ガスを、その時代から「究極のクリーンエネルギー」として捉え、どこよりも早くその価値を見いだしました。イワタニは水素のリーディングカンパニーとして、産業分野で盤石な基盤を構築しています。

1941
油脂メーカーの余剰水素販売から水素事業を手掛け始める。
1958
大阪水素工業(現岩谷瓦斯)を設立。水素ガスの販売を強化。
1978
本格的な液化水素製造プラントが尼崎に完成。
1986
液化水素使用のH-Ⅰロケット1号機、打ち上げ成功、燃料の液化水素を供給。
2006
日本最大規模の液化水素製造プラント「ハイドロエッジ」が稼働。
2009
東日本初の液化水素製造プラントが稼働。
2014
国内初の商用水素ステーション「イワタニ水素ステーション 尼崎」、また国内2カ所目として、九州初の商用水素ステーションをオープン。2015年度中に、東京都心部への建設やセブン-イレブン・ジャパンとの提携によるコンビニ併設型の水素ステーションも計画されている。

image H-I ロケット打上げ

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04 水素パイオニアとしての、イワタニの氏名

イワタニは水素のクリーンエネルギーとしての可能性にいち早く着目すると同時に、大量輸送・大量貯蔵が可能な“液化水素”のパイオニアとして、その市場を開拓してきました。液化水素は圧縮水素ガスと比べ体積が約10分の1であり、今後訪れるであろう「水素大量消費時代」を支える、水素の供給形態の中心になることが期待されます。
これからも持続可能な社会システムの創造に貢献していくことが、イワタニの使命と考えています。

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イワタニ水素ステーション 尼崎

今後も、引き続き液化水素供給体制の強化に取り組み、また将来的には海外からの水素を国内に供給することも視野に入れています。次世代のエネルギー社会をリードすべく、イワタニの挑戦はこれからも続きます。

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