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2003年10月29日(水曜日)

DMEディーゼル車の普及に大きな第一歩
マイクロバスとして、国内初のナンバー取得
〜福祉車輌として、公道走行試験スタート〜
岩谷産業株式会社


 岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:牧野明次、資本金:200億円)、産業技術総合研究所(理事長:吉川弘之)、株式会社コモテック(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:小森正憲、資本金:1,000万円)、及び三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:東京港区、社長:ヴィルフリート・ポート、資本金:200億円)は、燃料にDME(ジメチルエーテル)を用いた福祉マイクロバスを共同開発し、乗合自動車としては初めて、国土交通省大臣認定によるナンバープレートを取得しました。これにより公道での走行が可能となりました。

 DMEディーゼル自動車は、既存ディーゼル車の燃料供給系の改造および、DMEに添加剤を加えてディーゼル車の燃料として利用できるようにしたもので、熱効率が高く、軽油ディーゼル車と同様の動力特性を維持しながら、二酸化炭素や窒素酸化物などの有害排出ガスを大幅に低減し地球環境改善に貢献するものです。

 今回のDMEマイクロバスの特徴は下記の5点です。
・ 平成10年規制の市販の三菱ローザ(23人乗り)のディーゼルエンジンをベースとし、燃料系を改造。
・ 黒煙の排出がほぼゼロのため、アイドリング中でも車輌後部から車椅子の昇降が容易。
・ 光化学スモッグの原因となる窒素酸化物を半減。
・ PM(粒子状物質)の排出は新長期規制以下。
・ CO2の削減に貢献。

 


 なお、このDMEマイクロバスは、平成13・14年度 石油公団提案公募事業「レトロフィット対応DMEディーゼル自動車の早期実用化研究開発」プロジェクトで開発されました。(プロジェクト期間:平成13年10月から平成15年9月)
 プロジェクト名に冠されている通り、DMEディーゼル車は既存の軽油ディーゼル車の改造(レトロフィット)で対応できるため、開発にかかわる時間・費用が軽減でき、そのクリーン性とともに普及への期待が高まっています。
 今後は、同プロジェクトですでにナンバーを取得済のDME小型トラック(国内2例目)を含めた2台を用い、茨城県つくば市内を中心に総合的な公道走行試験研究を行っていきます。

【資料】

DME(ジメチルエーテル)とは
天然ガス、石炭ガス化ガス、バイオマスなどを原料として製造することができ、硫黄を含まず、セタン価が高くPMを全く排出しない点で優れたディーゼルエンジン燃料と言われ、自動車用、 分散発電用、また燃料電池用など様々な用途開発が進められている次世代のクリーン燃料です。

DMEディーゼル車の主要諸元
車種DME福祉マイクロバスDME小型トラック
車名三菱ふそう ローザ三菱ふそう キャンター
用途乗合貨物
乗車定員・積載量乗車定員23人
(車イス2基を含む)
最大積載量2,000kg
総排気量4,214cc4,214cc
大臣認定認可日2003/10/72003/7/30
ナンバー取得日2003/10/222003/8/8

DMEディーゼル車の排ガス試験結果および参考値 (単位: g/kWh)
排ガス組成 DME
ディーゼル自動車1)
DME
ディーゼルエンジン2)
新短期規制
(車両総重量2.5t超 12t以下)
新長期規制
(車両総重要3.5t超)
NOx3.712.713.382.00
CO0.030.9362.222.22
HC0.120.3960.870.17(NMHC)
PM0.020.020.180.027
試験方法ディーゼル13モード試験トランジェントモード試験

 1) DME福祉マイクロバス、DME小型トラックの値(共通)
 2) エンジン試験にて、排出ガスの再調整を図った値

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