岩谷産業株式会社
サイトマップ | 利用規約 | 個人情報保護について | Iwatani Corporation english site
トップページ>ニュースリリース
ニュースリリース
ニュースリリース
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
2003年03月07日(金曜日)

東京都で初の「セルフステーションα」を東京マイコープに設置
LPガス車の燃料インフラ普及に弾みをつける 新オートガスシステム)
「エコ・ステーション」の認可を受け、いよいよ稼働

岩谷産業株式会社

 岩谷産業株式会社(本社:東京・大阪、社長:牧野明次、資本金:200億円)は、生活協同組合東京マイコープ(理事長:増田レア、組合員:22万人)より「イワタニオートガスシステム『セルフステーションアルファα』」を受注、このほど東京都東村山市の同組合共同購入センターへの設置が完了し、3月10日より稼働いたします。
本システムは(財)エコ・ステーション推進協会の補助金事業として設置されたものです。また、東京都での『セルフステーションアルファα』設置第一号となります。(他府県での実績は計25基あります)

【セルフステーションアルファαとは?】
LPガス自動車普及の鍵となるスタンドの普及・インフラの拡充を進めるために当社が開発した新システムです。特長は以下の2点です。
 1. 高圧ガス保安法上の規制が大幅に緩和されるため、設置・保安・運用のコストが大
    幅に削減できる。
 2. その結果、自家用スタンドとしても採算がとれると同時に、一般ユーザー向けの営業
    スタンドとしての兼営も期待でき、LPガス車の燃料供給インフラ拡充につながる。
    (詳細については、本リリースの後段に記載しておりますので、ご一読下さい。)

 LPガス自動車は現在、タクシーを中心に全国で約29万台が使用されていますが、そのクリーンな排ガス性状(低NOxでSPMの排出が極めて少ない)とコスト優位性から、近年、改めて注目されています。ディーゼル車NO作戦を進める東京都のディーゼル車代替車や、運輸省の「グリーン自動車」に選定されており、経済産業省も平成13年度から日本LPガス協会を通じてディーゼル車からLPガス車への転換に対し補助金交付を行っています。これらを背景に、全国の自治体や生協、物流会社などでディーゼル車からLPガス車への転換が進みつつありますが、普及にあたっては燃料供給インフラが十分でないことがネックとなっていました。
 そこで当社は2000年に、全く新しい低価格・省スペース・セルフ型のオートガス(プロパンとブタンの混合ガス)充填システム、「イワタニオートガスシステム『セルフステーションアルファα』」を開発。これまでにヤマト運輸の配送ターミナルや地域生協・自動車教習所などへの納入を通じて、LPガス車の普及促進をバックアップしてきました。

 『セルフステーションアルファα』には、前述の通り運送会社、生協、自動車教習所、など多くの車両を保有する企業やISO 14001取得企業など環境先進企業からの問い合わせが多数寄せられています。今回は東京都で初めての設置であると同時に、初めて『セルフステーションアルファα』単独での「エコ・ステーション」としての認可が得られたことにより、今後さらにLPガス車普及のためのインフラとして活用されることが期待されます。(従来はSS等との併設での認可事例しかありませんでした。)

【セルフステーションアルファαとは?】(詳細)
 従来のLPガススタンドは、ポンプを利用してオートガスを充填するシステムのため、高圧ガス保安法上の第一種製造者(処理量100m3/日以上)となり、一定の資格を持つ製造保安責任者の選任と周囲施設からの広範囲な法定保安距離の確保及び法定保安検査(毎年)が義務づけられていました。
 『セルフステーションアルファα』は、プロパンガスとオートガスの蒸気圧差を利用してポンプを使わずに燃料充填するため、これまでのオートガススタンドと比較して非常にコンパクトで低価格なうえ、高圧ガス保安法上では第二種製造者扱いとなり、製造保安責任者の選任や法定保安距離が不要です。
 また、従来型スタンドは都道府県の許可が必要でしたが、このシステムは届出制となり、保安検査の受検も不要となるなど、様々なメリットがあります。
 但し当社では自主保安充実の観点から、お客様には『セルフステーションアルファα』を取り扱う責任者として正副2名を選任していただき、当社のオリジナル保安教育プログラムによりガスの基礎知識や保安の実務を習得していただくなど、安全に対するサポート体制を整備しています。
 
■「セルフステーションα」の主な特長
1.ポンプフリーシステム
   ポンプの騒音がなく、構造もシンプルで点検も容易です。
2.狭い敷地でも設置可能
   設備設置面積は約5.5×2.5mのコンパクト設計で、かつ法定距離が不要です(火気取
   扱施設から距離8m以上の確保は必要ですが、障壁の設置などによる緩和措置があ
   ります)。
3.従来型オートガススタンドに比べ低価格
   同一規模の従来型オートスタンドに比べ約3〜4割安い価格となります。
4.操作が簡単な全自動システム
   充填口を車載タンクのクイックカップリングに接続し、バルブを開くだけで充填できま
   す(プロパンガスによる加圧、バルク貯槽の切替えなどは全自動)。
5.自家用スタンドにも最適
   自社敷地内に設置すれば、時間と燃料代を節約できます。

車輌への充填速度は、加圧用プロパンガス圧力と車載タンク内圧との差圧により異なりますが、差圧が0.2MPaの場合で20L/分程度と、ポンプ使用の従来型オートスタンドに比較し、若干時間がかかります。


■「セルフステーションα」主要設備の標準仕様
バルク貯蓄
   
  貯蔵能力:990kg/基×3基
(オートガス用2基、加圧プロパンガス用1基)
設置面積   5.5×2.5m
LPガス流量計   懸垂式(地方公共機関による計量検定を要する)
電 源   AC100V
自動弁   空気圧作動方式のボール弁5個(緊急遮断弁を兼ねたオートガス供給弁2個とプロパンガス加圧弁2個、プロパンガス加圧ライン遮断弁1個)
付 帯 設 備   ガス漏れ警報器(接触燃焼式、設置点数3点)、散水設備(シャワー式、バルクローリー冷却用)、エアコンプレッサーなど

※ 価格は本体設備で約1,000万円、標準仕様で約1,300万円です。

このページのトップへ