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埼玉県庁敷地内に、ソーラー水素ステーションを設置
~環境省事業にて埼玉県、ホンダと共同実証開始~

 

岩谷産業株式会社(本社:東京・大阪、社長:牧野明次、資本金:200億円)は、埼玉県(知事:上田清司)、本田技研工業株式会社(本社:東京、社長:伊東孝紳、資本金860億円)、株式会社本田技術研究所(本社:埼玉、社長:山本芳春、資本金74億円)と共同で、日本初の高圧水電解システムを適用した「ソーラー水素ステーション」を埼玉県庁敷地内に設置し、本日、上田清司 埼玉県知事と、山本芳春Honda取締役常務執行役員、弊社副社長 檀原雅、出席のもとオープニングセレモニーを行いました。

 

このたび設置された「ソーラー水素ステーション」は、再生可能エネルギー(ソーラー発電)による電気を利用して、ホンダ独自技術の高圧水電解装置により35MPaの高圧の水素を製造し、水素ステーションで貯蔵、燃料電池自動車に供給するもので、環境省の委託を受けた産官共同の実証事業として設置されたものです。
水素の製造から、貯蔵、供給までのプロセスにおいてCO2を一切排出しない日本初のシステムであり、将来の低炭素社会の実現に向け実際の都市環境下での水素充てん実証、走行実証及び給電実証を行うことで、技術的課題や社会適合性などさまざまな検証を行っていく予定です。


当社は高圧の水素ガスを貯蔵する蓄圧器等高圧ガス設備、水素ステーションの保安関連設備、及び充てん制御等を担当しています。


本ステーションは、2015年の水素ステーションと燃料電池自動車普及開始に向け、大きな役割りを果たすものと考えています。