ニュース

岩谷産業株式会社(本社:東京・大阪、社長:牧野明次、資本金:200億円)とデンヨー株式会社(本社:東京、社長:古賀繁、資本金:19億5484万円)は、LPガス発電機を共同で商品開発しました。LPガスの充てん工場及び公共施設や病院、マンションなどの非常用電源として、普及を進めてまいります。

東日本大震災を契機に、LPガスは大規模災害が発生し電気や都市ガスなどのライフラインが寸断された場合に、調理や給湯、暖房等の燃料として使用できる「災害に強い分散型エネルギー」として、その有用性が再確認されています。

また、そのLPガスの安定的な供給を維持するために、大規模な災害発生時にLPガス充てん工場での必要な電気をまかなう非常用のLPガス発電設備の必要性が高まっております。

今回、当社とデンヨー㈱が共同で商品開発したLPガス発電機は、出力容量34kVAの三相機と20kVAの単相機の2機種で、当社の基幹基地(11ヶ所)の中で竜ヶ崎工場(LPガス充てん工場)に来年1月末に実証機を設置いたします。

さらに、公共施設や病院、マンションなどにおいても非常時の電力確保が求められており、LPガスの分散型エネルギーとしての特長を生かしてLPガス発電機の販売を進めてまいります。

【本機の特長】

デンヨー㈱は、防災用・可搬用自家発電装置で高い国内シェアと高い信頼性を有しており、その信頼性をベースにしてユーザーが必要としている性能を兼ね備えたLPガス仕様として、上記の2機種を開発しました。

・     当社とデンヨー㈱の共同商品化による高い信頼性

・     純国産発電設備でフルメンテナンス体制による迅速な対応が可能

・ 　密閉構造による超低騒音(49dB・7m)設計

・     動力負荷に対応した複数機の同期運転が可能