イワタニ 水素エネルギーハンドブック
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28Q3Q4AA「純水素型燃料電池コージェネレーションシステム」は、店舗やオフィス・家庭に届けられた水素を燃料電池に供給して発電します。改質器が不要なため「エネファーム」に比べてコンパクト化・低コスト化が可能であり、高効率で負荷応答性の高い分散型電源となるものと期待されています。水素を直接供給する必要があることから、現在は水素供給インフラが整った場所のみに利用が限られていますが、今後、水素ステーションが広がるにつれ、普及が進むと考えられます。化石燃料からの改質でなく、初めから水素を燃料電池に供給して発電する「純水素型燃料電池コージェネレーションシステム」も開発されています。LPガスや都市ガスを使わず、最初から水素を使う燃料電池コージェネもあるそうですね?各家庭をクリーンで小さな発電所に変える「エネファーム」。現在は、LPガスや都市ガスから水素を取り出していますが、燃料の水素を家庭などに直接供給する次世代の試みも進められています。2011~2014年度にかけて北九州市にて実証が行われた「北九州水素タウン」は、公道に施設したパイプラインにより、製鉄所からの水素を集合住宅や業務用施設に効率的に供給し、純水素型燃料電池コージェネで電気と温水を作って自家消費する、次世代型水素エネルギー都市の先進モデルとして多くの注目集めました。この、北九州水素タウンを、2018年7月に当社と北九州市が共同で「北九州水素タウン実証・PR事業」として再稼働しました。本事業では、1.2㎞に及ぶ大規模なパイプラインによる一般家庭への水素供給設備を、水素ビジネスに乗り出す企業等の実証フィールドとして提供し、水素センサーの開発や、純水素型燃料電池の耐久性の検証など、新たな技術開発や検証を行っています。市街地を水素パイプラインが走る「北九州水素タウン」が再稼働、水素関連技術の開発や検証が行われています。生活エネルギーを水素で賄う「水素の街」があるそうですね?イワタニ水素ステーション 芝公園で使用されている「純水素型燃料電池コージェネレーションシステム」

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