「お客様の満足度」を追求する
昭和5年(1930年)、創業者岩谷直治の「世の中に必要なものこそ栄える」との社是のもと、大阪市港区、市岡浜通りで個人創業した岩谷直治商店は、4分の3世紀余の時を経て、総合エネルギー企業へと歩を進めてまいりました。
産業ガスと溶接材料を創業商品とし、LPガスの販売にもいち早く着手。主婦をカマドのススから解放し、多くの人々の暮らしを変える燃料革命ともいえる出来事となりました。
こうしたわが国初の全国規模でのLPガス販売と、これもまた国内初として取り組んだ液化水素事業は、産業と暮らしに貢献するガスのパイオニアとして、当社の地位を確固たるものにしております。
今日、グローバル化が進み、地球規模で環境問題が議論される中、環境にやさしくクリーンで安全なエネルギーを求める声は日増しに強くなっております。
その中にあって、分散型でクリーンなLPガスは、国内面積の実に9割以上をカバーしており、人々の暮らしに欠くことのできない存在となり、災害に強いエネルギーとして社会に貢献しております。
また、産業革命以降の100年間に、化石燃料の消費がもたらしたCO2による温暖化は、我々の住む地球というかけがえのない財産を侵しつつありますが、これに歯止めをかけ、よりよい環境づくりを行う上で水素の果たすべき役割は大きく、注目の集まるところです。
当社は、「住みよい地球がイワタニの願いです」のスローガンをかかげ、昭和53年、わが国初の液化水素製造工場を尼崎に稼働、脱炭素化に向けての大きな一歩を記しました。
現在では、燃料電池車や家庭用燃料電池の開発にともない、水素を原料とするクリーンなエネルギーシステムが誕生し、水素は暮らしに近しい存在となりつつあります。
将来的には、炭化水素系の原料に頼らず、水を電気分解して水素を得、酸素との反応でふたたび水へと還していく、完全クリーンサイクルによる水素エネルギー社会の実現が待たれます。
当社は、国内最大の液化水素プラント(株)ハイドロエッジを拠点に、水素のリーディングカンパニーとして、世の中に求められる「必要」に即応する体制を構築しております。
すべての事業分野において「あれば便利だがなくてもいい」という "Wants" ではなく、「なくてはならない」 "Needs" を、お客様の満足度という価値基準で追求する企業姿勢を貫いていかなければならないと考えます。
社員一人ひとりが個性豊かな「イワタニならでは」を目指し、“ガス&エネルギー”で社会に貢献すること、永く将来に亘って通用する企業文化の醸成に努めることを念頭に、お客様とともに一歩一歩進んでまいりたいと願っております。
代表取締役社長

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