HTML5 Webook
13/28

13水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)は、水素のサプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会実装プロジェクトの実現を通じ、早期に水素社会を構築することを目的に、2020年12月に任意団体として設立されました。共同会長には、トヨタ自動車の内山田エグゼクティブフェロー、三井住友フィナンシャルグループの國部会長、当社の牧野会長の3名が就任しています。さまざまな業種の企業・自治体・研究機関など88社で設立された同協議会は、2023年7月現在で、376社・団体にまで拡大しています。また、インフラ整備や供給コスト低減、新規需要の創出、規制緩和などの課題に対してスピード感を持って解決していくため、2022年4月には一般社団法人化し、一層活発な活動を行っています。Hydrogen Council(水素協議会)は、2017年1月に、世界初の水素に関するグローバル・イニシアチブとして13社で発足しました。今では世界のエネルギー・運輸・製造業の企業約150社にまで拡大し、当社はステアリング・メンバー(主要会員)として参画しています。2023年5月には、兵庫県・淡路島で第8回CEOミーティングが開催され、さまざまな分野におけるクリーン水素需要の拡大に向けた施策や課題について話し合われました。今後も、こうした活動を通じて日本のみならず世界においても、水素の取り組みを加速させるパートナーづくりを行っていきます。2022年8月、JH2Aは政策提言書を西村経済産業大臣に手交2023年5月、Hydrogen Council CEOミーティングにて水素エネルギー社会の構築に向けて日本では、水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)、世界では、Hydrogen Council(水素協議会)が活動を牽引

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る